Backpack Heroざっくりやった知見のメモ
ギフトでもらって気に入った、ドット絵とBGMがいいかんじ(毎回これかもしれん……)のバックパック整理系ローグライト。最近1.0になってNintendo Switch版も出たみたい。
V1.0.931.0にて実績34/35まで埋まった(残った隠し実績の条件が9割わからない……)ので、軽くメモをする。→2023/12/09追記:V1.0.934.0で実績埋まった!やったー!
競合するバックパック整理ゲー(God of WeaponsとかBackpack Battles)は履修していない。
中身は続きで!ネタバレというか設定の考察を含むかもしれない。なんか3500文字くらいある……。。
どんなゲームなの
プレイスタイルというかルールがまったく異なる5人のプレイアブルキャラを選んで、1エリア3階建て(雑魚エリア2階+ボスエリア1階)のダンジョンを潜っていく。ボスを倒すとご褒美のレリックをもらって、次のエリアへ進む。
戦闘はコスト制で、各アイテムに使用コストや発動条件があるので手に入ったものからシナジーを考えてバックパックに詰めていく。
バックパックに詰めるアイテムは戦闘の勝利報酬やマップの宝箱、マップにいるモブとのイベントから手に入れられる。アイテムを生成するアイテムもある。アイテムは基本的に戦闘中に使用する。バックパックの整理は基本的に戦闘していないときに行う。戦闘中にもバックパックの中をいじることはできるが、コストを消費する。
経験値とレベルの概念があって、キャラではなくバックパックのレベルが上がる。基本的にバックパックを拡張する権利が得られて、ビルドに合った拡張をする。
どんな子がいるの
なんと、プレイアブルは全員女の子(多分)!!ゲームをお持ちなら、ここ読むよりアーケードモードの各キャラのチュートリアルやったほうが理解が早いと思う。
パース
基本的な性能のネズミ。
サッチェル
敵に「魅了」をかけられる特殊なカテゴリ「楽器」のアイテムが手に入る、トリ。「魅了」のスタックが敵の体力を上回るとこちら側に寝返る。全員味方につけると、敵が逃走して戦闘が終わる。平和!(寝返りによる逃走であれば経験値が入る)
バックパック拡張の際にはテトリスをすることになる。出てくるアイテムは「バックパックの飛び地が多いときに役に立つもの」が混ざっている。
トート
一人だけドミニオンやってるカエル。特殊なカテゴリ「彫刻」はメインのバックパックではなくエクストラデッキのような枠に入れられる。毎ターン彫刻を5個引いて、バックパックに詰める。彫刻には使用コストのほかにバックパックに詰めることに対してコストが設定されているものがある。彫刻は一度デッキに入れるとデッキから捨てようとしてもダンジョンに置いていくことはできなくて、彫刻専門の店に買い取ってもらったり交換系のNPCに押し付ける必要がある。よく考えてから迎え入れよう。ドロー権のついた彫刻は神。
ポシェット
「ペット」を使役するヤマアラシ。ペットは専用のパッシブアイテムを詰められるバックパック搭載の生き物で、戦闘中に同時に3体まで召喚できる。ポシェットを含めて一番先頭にいる味方が攻撃を受ける(サッチェルは魅了完了した敵が居ようがサッチェルが殴られる)。ペットによって得意とする役割がある。いいところを伸ばそう!
ヤドカリに拾われて育てられた孤児とのことだが、氷エリアのカルトにヤマアラシが多いので何か関係がありそう(1.0時点のストーリーでは掘り下げられなかった気がする)。
CR-8
(こいつだけまだチュートリアルでしか使ってない!)
ゲーム内で表記ゆれして小文字で書かれがちなロボット。おそらく「クレート」と読む。道中で手に入る「パーツ」とほかのアイテムを使って回路を組み上げて、動力を流して戦闘する。めちゃくちゃ癖があるけど楽しいキャラだと思う。こいつもバックパックテトリス。
このゲームのいいところ
・ビルドがうまくいってメチャクチャな数字が出てるときが当然楽しい。
・バックパックに何詰めるか、何を置いていくか、どう配置するか考えてるときが楽しい!
・曲がなかなかいいので、気づくと起動したままほったらかしになっている。
・コントローラー用のボタンのガイドが、4つのボタンが十字に並んでる+対象のボタンの色が変わってる、ぼくの喜ぶタイプのやつ!
このゲームのわるいところ
・翻訳がいまいち。初期にあったであろうテキスト(アーケードモードでも確認できるものとか)はなかなか凝っているが、ストーリーモード周りの品質が低い。「矢弾」(「近接」の対)はすごくわかりづらい……「飛び道具」とかにしてほしい。「バックパックの角」も実際には角ではなく辺ならどこでもよさそう。
・バグが多い。バックパックに亜空間ポケットができたり、アーケードモードで何も選べなかったり、異字体解消パッチ2回を乗り越えてもまだ表示不可文字が残っていたり。表示不可の文字以外はゲームの再起動で直るかも。
・UIがいまいち。マウス操作前提で作られているような感じ。キーボードショートカットもEscでメニューが出てくるくらい?コントローラー操作との相性も悪いように感じた(これは1.0より前に試しただけの感想なので、現行バージョンでは良くなっている可能性がある)。
1.0で何が変わったの
ストーリーモードが増えました。町の構築要素があって、ダンジョンから持ち帰ったアイテムを売却することで得られる資源を使って建物を建てたり、住民から要求されたアイテムを持ち帰るためにダンジョン内の悩みの種が増えたりする。資源がすげえ量になっていくのを眺めると楽しい。町の構築を進めたりダンジョンの深いところへ潜っていくとパース以外のキャラやダンジョンに潜る際のクエスト(お題)が増えていく。
アーケードモードより目的がはっきりしているから自分にはストーリーモードのほうが合ってるかも。
図鑑みたいなのが増えて、見つけたことのあるものならば誰のランで出てくるかとかあといくつ見つけてないとかが見られるようになりました(アーケードモードで見たものは参照されていないようだ)。これとっても便利じゃない?
便利だった気づき
ダンジョン内
・交換してくれる系のNPCにいらない呪いのアイテムを押し付けると幸せになれる。
・交換してくれる系のNPCにいらない彫刻を押し付けるのも幸せになれる。
・弓使いおじさんは「武器」カテゴリさえついているならば投擲系のアイテムでも交換してくれる。
・毒はブロックを貫通する!!
ストーリーモード
・建設で石の道/レンガの道/農地/石の道は建造物の下にも敷ける。つまり、農場とか採石場の真下にも対象のブロックを敷ける。
・建造物や敷物を破壊するとコストがそっくり戻ってくる。
・建造物をドラッグすると、その建造物をお引越しできる。(気づくまで破壊してた)
・町にいるときの右上のボタン群の一番左のボタンを押すと町全体の地図が画像ファイルとして生成される。
苦労したこととか
・1.0ホットフィックス2が当たるまで
テキストが四角だらけで全然読めなくて解読に時間がかかってそこそこ大変だった。今のところゲームプレイするだけならそこまで困らない程度に解消されている。
・ストーリーモード>パース>選挙活動
ぬいぐるみが場所もコストも食うため、手裏剣袋が大活躍した。手裏剣袋を解放してからいくのがおすすめ……!!宣伝忘れて死ぬこともたくさんあったので遠慮なくロードする心が要る。
・ストーリーモード>トート>魔導弓術・本も飛び道具の一種
これむずくない!?ぼくのデッキ構築に難がある気がするので元気があったらまたトライします……。
・実績>Shiv Master
Carry at least 5 shivsとのことなのですが、ナイフ(SHIV)4本+幸運のナイフ(LUCKY SHIV)1本で取れなかった。実績のアイコンには3種類のshiv系アイテムが映ってるから種類混ぜてもいいと思ったんだけどな……あとでおとなしくサンゴでナイフを5本に増やしたら解禁された。
・実績>Cursed Run
Carry at least 4 cursed Itemsとのことなのだが、呪いのアイテム4つを同時に持っても解禁されなかった。思い当たる点は「トゲトゲの冠」を2つ持っていたところで、「4つ」じゃなくて「4種」の可能性がある。アイテムや宝箱で呪いをため込んで4種ガッと手に入れて実績取って撤退とかでいいかも。
やってみて気に入ったビルド
・サッチェルでサンゴ+羽+ポケットいっぱい+ポケットに羽たくさん
・残忍なボムストーン+手裏剣袋
どっちもナイフベルトほしいな。。
・トートで樹液
ドングリ(盾)とオークの手斧の相性がちょっと悪いかも。ドングリの樹液で回せたらベター。
まとめ
ぼくは楽しいが、細かいところの減点が積もって人に勧めるには~……という気持ちになっている。でも楽しいので起動しちゃう。一生言ってるけど楽しい。送ってくれてありがとう!